パーパス
「挑戦への投資で、成長への循環をつくりだす」
当社は長年にわたる投資経験の中で、「投資の継続が、持続可能な社会を実現する 」ことを信じ、企業・起業家の新たな挑戦に対し投資を続けてきました。地球環境やグローバル経済を取り巻く問題がますます複雑化する中、当社は、まだ見ぬ価値を生み出す挑戦に果敢に投資し、その成長にコミットすることにより、新たな成長への循環をつくりだし、持続可能な社会の実現に貢献していきます。
ミッション
「新事業の創造にコミットし、ともに未来を切り開く」
当社は創業以来、様々な革新的製品やサービスを起業家と生み出してきました。世の中に必要とされる新事業の創造にコミットすることで、ステークホルダーの皆様とともに新しい時代を切り開くことが当社のミッションです。当社はパーパスの実現を目指す中で、創業時から変わらぬ想いをミッションに掲げ、取り組んでまいります。
トラックレコード
大きな景気変動や産業構造の変化を幾度も体験しながらも、長年にわたり存続し、かつ成果を出し続けています。
(2024年3月末現在)
投資年数
51年
投資先IPO社数
1031社
累計投資社数
4181社
運用中ファンド総額
4656億円
運用中ファンド出資者数
約400名
Our Approach
当社は下記の五つの姿勢をもって事業を進めています。
経験知を受け継ぎ成功を再現する
当社は40年以上ベンチャーキャピタルとして事業を継続してきました。その経験を組織として蓄積し、投資先のサポートに活かしていきます。それが投資先の成功確率を高め、ビッグサクセスを生むことに繋がります。また、こうした成功事例の積み重ねが、起業のすそ野自体を広げることにもつながると考えています。
次世代を追求し事業をつくりだす
当社は単なる投資家ではなく、投資先の「CO-FOUNDER≒共同創業者」であるという意思をもって全ての企業にかかわります。新事業の構想段階から関わり、事業の立ち上げを起業家と共に行うことが、投資先の大きな成功、延いては弊社及びファンドの成功にもつながります。
グローバルに展開しローカルに集中する
ベンチャー投資は、地域のコミュニティに根ざした日々の活動が重要です。米国、アジアにおいては、現地のキャピタリストとともにファンドを作り、運用することにより、地域的なリスク分散を図っています。ビジネスディベロップメントにおいては、日系VCの強みを生かし、専任スタッフが日米アジアを跨ぐグローバルな事業展開を支援しています。
起業家と真摯に企業価値を高める
事業を軌道に乗せていく過程には様々なハードルが存在します。当社はどのような局面においても起業家と真摯に向き合います。起業家と株主が議論を重ねながら、より良い意思決定を積み重ねていくことで、両者共通の目標である企業価値の向上が進むものと考えています。
先駆者として規律と透明性を守り抜く
ベンチャーキャピタルファンドを通じたリスクマネーの共有が拡大していくためには、出資者の皆様が安心して資金を預けられる体制が重要です。当社は日本で初めてファンドを設立したパイオニアとして、運用ファンドの規律と透明性を維持し、一貫した運用姿勢を貫きます。
ビジネスモデル
当社の事業は、ファンド運用を通じたベンチャー投資とバイアウト投資です。当社の主な収益源は、ファンドからの運用報酬である管理報酬及び成功報酬、そしてファンドへの直接出資に対するキャピタルゲインです。
投資体制
日本、アジア、米国の投資チームが、それぞれの投資戦略に基づき独自のファンドを運用しています。各地域に深く根差した投資チームが、投資候補先の発掘から投資判断・実行、投資後のサポートまでを一貫して行っています。
(2024年4月1日現在)
投資地域:中国、台湾、インド、東南アジア
投資チーム:16名
BDチーム:1名
アジアにおける日系VCの先駆者として30年以上の経験を有し、中国、台湾、インド、東南アジア等の成長地域への投資を行っています。
投資地域:日本
ベンチャー投資チーム:42名
バイアウト投資チーム:19名
BDチーム:16名
新事業を創造するベンチャー投資と経営権を獲得して多様な手法で成長させるバイアウト投資の二つを行っています。
投資地域:米国
投資チーム:6名
オペレーティングパートナー:2名
BDチーム:2名
米国トップティアVCとの良好な関係を活かし、有望ベンチャーにシリーズB/Cで参加しています。
ファンド(投資事業組合)
ファンドの運用資金は、3年前後に一度、機関投資家や事業会社などから募集するとともに、当社自身もファンドに一定の自己資金を出資しています。また、ファンドにはパートナー及び従業員も個人として出資をしております。当社はベンチャーキャピタルファンドの先駆者として、以下に掲げる3つの運用姿勢をもとに、規律と透明性を守り抜いていきます。
特定分野に特化した
ファンドはつくりません
特定出資者のための
ファンドはつくりません
ファンド運用以外の
事業はやりません